SSG工法

SSG工法:国土交通省新技術NETIS登録番号NO.CB-990082

SSG工法とは
System of Soil Grout method(システム オブ ソイル グラウト メソッド)の略称であり、工事現場より発生する泥水泥土をグラウトモルタル化して、シールドトンネルの裏込・埋め戻し材として再利用することにより、財源・資源の節約並びに産業廃棄物としての泥水泥土を、付加価値の高い製品として活用するとともに、シールドトンネルより排出される残土の発生を抑制にすることより環境上の面においても、社会に貢献しようとする工法です。

SSG工法の特徴
【ハイ・Sモルタル、ST60Bの機能】
・シールド工法への裏込め。
・開削しない地盤注入。(改良強化)路上・構造物周辺。(沈下抑止)
・ゲルタイム調整可能2~15sec
・可塑状タイム調整可能。10~70min
・体積変化が少ない。(止水効果高い)
・長距離圧送可能。(1~1,5km)
・水に希釈されずグラウト率高い。

900L 100L ゲルタイム 可塑状タイム 一軸圧縮強度(kgf/c㎡)
ハイ・Sモルタル 安定剤 泥水 ST-60B 1時間 1日 28日
260kg 2.6kg 815L 100L 6~12 15~25 0.3~2 5~15 12~40

基本配合グラウトと泥水密度との関係(材令28日)



開削しない浅層改良工法 開削せず、薬液注入工法と同様。水ガラス系の注入と同じように二重管ストレーナ工法で可能。
地下水に溶けないため、長期強度が得られる。
脈状注入となり、圧密が得られる。
N値・粘着力Cが増加し地盤支持力が、安定する。
土質が、砂質土粘制土それぞれに対応することができる。

2重管ストレーナ工法 削孔⇒注入

新技術評価表に基づく内容

  • 稼動性、行動安定性、物性、耐久性すべてに良
  • 危険性無し
  • 経済性は細骨材等、裏込めに利用される汚泥が減額